2010年10月26日火曜日

蕎麦刈り

こんにちわ(こんばんわかも知れませんが)
ゆい自然農園のまな美です。


私のことを少し。
ある日、「農家になりたい!」と通勤電車の中で思いたち、
ありがたい縁があって、ゆい自然農園に研修生としてお世話になることに。
おひとりさまの城だったマイルームも、
お金をかけて取った資格の仕事も、ポイッとすてて来てみたら、
気付けば長男の嫁になっていました。
実に、人生は何があるかわかりません。


さて、この頃は天気予報の、「寒波」の言葉に敏感に反応する日々。
今年はまだ霜がおりてなく、今日か明日かとドキドキしております。
そんな中、信州の特産品の一つ、蕎麦の収穫がやってきました。
お昼休みにヒロチカさん(父)が、
「蕎麦刈り体験だ。ひとり2列残してあるから刈って来い」と。
体験とはありがたいお言葉です。
教えてもらえると思いきや、「行けば分かる」とのこと。


半信半疑でカマを持って蕎麦畑に向かう私達。(息子と嫁)
機械でやるんだとばかり思っていたら、
蕎麦刈りの名の通り、カラカラに枯れてる蕎麦を根元で掴んで、刈る、
掴んで、刈る、掴んで、刈る・・・


たった2列だけの『体験』なのに意外とゴールが遠い。
・・・畑、広っ。
「午前中に10列終わらせたから、残り一人2列やってこい。」と父が言っていた事を思い出す。

 

蕎麦畑


この見渡す限りの蕎麦を午前中に一人で刈ったのか!?
恐るべし父、師匠。
いつも自分が飲みたい時だけお茶を煎れてごめんなさい。
夕方ヒロチカさんが採ってきたきのこを、
「天ぷらが食べたい」とわがままを言ってきのこの天ぷらにさせてごめんなさい。(めちゃくちゃ美味しかったです)
以後、そそと黙ってお茶を出し、きのこも山から採ってきちゃうような嫁になります。


と、出来ない誓いを心に蕎麦を刈っていくのでした。
最近は機械でやるため、農園の息子にして蕎麦刈り初体験の夫は、
さすがに息子、先にさかさかと刈っていたので、
私の列も手伝ってもらえると思い、カマをカメラに持ち替えて
颯爽と蕎麦を刈る夫をパシャリ。

 

蕎麦刈り


ちなみに彼は薄着ですけど、外めちゃくちゃ寒いです。


あ、先日最後の収穫をしたピーマンは・・・。
実はピーマンよりも「ピーマンの葉っぱが食べたい!」と
大量のピーマンの葉をあの後収穫し、大鍋で佃煮にしました。(母が)
由井家の食卓には毎食出てます。うまいっ!!


明日は早朝から出荷作業です。
初霜が降りるかな。

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